Profile

中山加琳/ヴァイオリニスト
Karin Nakayama

京都府生まれ。幼少期を山口県山口市で過ごし、現在東京都町田市とドイツに在住。
ドイツ国立エッセン・フォルクヴァング芸術大学演奏家修士課程、現代音楽科修士課程を首席で修了。第16回ルイジ・ノーノ国際コンクール優勝、第9回大阪国際音楽コンクール最高位、第20回日本クラシック音楽コンクール最高位。ルツェルン音楽祭、ベルリン音楽祭、エッセンNow!など各地で招待され演奏する。Ensemble CRUSH、Ensemble DEHIO、鄭 圭祥と組んだDuo 2K LAB(ツーケーラボ)として、作曲家との共同制作など、初演、再演も多く行う。招聘講師として、これまでブルガリア音楽アカデミー、オーストラリアメルボルン音楽大学、シンガポール音楽大学、フォルクヴァング芸術大学、韓国ソウル梨花大学音楽学部に招かれ、演奏、記譜法の指導に携わる。2014年から2017年ボーフム交響楽団で第1ヴァイオリン奏者を務める。2018年よりデュッセルドルフ歌劇場の新作オペラ「親指小僧ニルス・カールソン」の主役に抜擢され、役者兼ヴァイオリニストという難役に挑戦。好評を博し、現在まで約150公演上演。これまでに石井志都子、ヤツェック・クリムキェーヴィッチ、エリック・シューマン、エフゲニー・シナイスキー、ハナ・ヴァイリッヒ、ギュンター・シュタインケの各氏に師事。音楽に真摯に取り組む姿勢で評価を得て、ソロ、アンサンブルで活躍中。